グーグルのタイムラインで 東北ブラブラ1

【更新】2021.3.13

この旅行、「青春18きっぷ」よりも「北海道&東日本パス」のほうが

よかったようです。

北海道に行かない場合でも、

JR東日本線、青い森鉄道線、IGRいわて銀河鉄道線

に乗れ、価格も

 ・青春18きっぷ   12,050円 5日間

 ・北海道&東日本パス 11,330円 連続7日間

と安いので、このルートならば「北海道&東日本パス」でしたね。

 

 

東北ブラブラの旅をグーグルのタイムラインで振り返ります。

Day1 某所スタートで、高崎起算で西若松まで264Km。

    高崎、水上、小出、只見、会津川口と乗り継いで西若松下車。

    水上の次が、ループトンネルで有名な湯檜曽です。

    上越線の下りは、残念ながらループトンネルは通りません。

    湯檜曽駅も地下駅で、しばらく長いトンネルを走り、トンネルを出る

    と雪景色が開けます。まさに「雪国」の世界です。

    昔、学生のときや、社会人になったばかりのときにきたことのあるス

    キー場が見えてきて、懐かしく思います。あのとき一緒にきた先輩・

    友人とは音信不通になってしまったなぁと感じ入ります。

    小出まではスイスイでしたが、只見線は1日に4本しかありません。

    約2時間待ちとなり、小出の町をブラブラ。

    きれいな川と雪山が素晴らしい町です。八海山という山です。

    この名の辛口の高~い酒を昔飲んだなとか考えながら歩きます。

f:id:xixi0120:20190106130746j:plain

    小出駅只見線ホームです。いい感じの駅です。

f:id:xixi0120:20190106131434j:plain

    いよいよ只見線です。初めて乗ります。

    私にとっては、ビッグサンダーマウンテンを遥かに超える存在の乗り物

    です。(只見線はあれほど暴れません・・・ 念のため)

f:id:xixi0120:20190106132748j:plain

    平成23年7月新潟・福島豪雨で、只見線の鉄橋が流されてしまい、復

    旧しないまま今日に至ります。

    1971年(昭和46年)の全線開通ですが、会津若松側は1926年

    (大正15年)に開通し、小出側は1942年(昭和17年)の開通で、

    その後、田子倉ダムを造るために延長されていき、全線開通となります。

    只見駅手前の六十里越(ろくじゅうりごえ)トンネルは凄いです。

    よくこんなん造ったなぁ・・・と思います。感動です。

    どうやって造ったのかを調べてみると、昭和40年代には、例のモグラ

    のようなグリグリ穴を掘る機械が存在していたようです。

    全断面トンネル掘進機(Tunneling Boring Machine:TBM)というの

    だそうです。

    昔、中学生の頃、釣りも趣味のひとつで、当時「釣り人」とか「釣りマ

    ガジン」とかで特集されていた田子倉湖でイワナを釣ってみたいと思っ

    ていたことを思い出します。

    今回は、ただ通り過ぎるだけでしたが、またいつかゆっくり訪ねてみた

    いところです。

 

    只見駅に着く前に、車掌さんが乗客一人ひとりに「どちらまで?」と訪

    ねてきます。この先は、会津川口駅までバス代行区間なので、何人が乗

    るのか確認しているようです。

    残念なことに、列車の到着を待って、バスはすぐに発車するとのことで

    す。只見駅をじっくり味わうことはできませんでした・・・

    バスはけっこう大きなバスで、列車の乗客はすべて(たぶん全部で10

    人くらいだったかな・・・)問題なく乗れました。

f:id:xixi0120:20190106163158j:plain

    代行バスの運転手はおかあさんです。すれ違うほとんどのクルマに挨拶

    していきます。超有名人という感じです。

    私は、バスの右側に座りました。正直、右左どちらがいいのかわかりま

    せん。

    しばらく走って、正面にソフトクリームの先っちょのような山が見えて

    きました。会津マッターホルン、蒲生岳というようです。次の機会に

    はじっくり訪ねてみようと思います。

    会津川口駅に着くと、またまた残念なことに、会津若松駅行きの列車が

    すぐに出発するとのことです。

    只見駅でも、会津川口駅でも、もう少しだけ時間に余裕があれば、せっ

    かくある売店の売り上げに貢献できると思うところです。

    (地元の人には迷惑なのかなぁ・・・ ほとんどが旅行者に見えた。)

 

    会津川口から、西若松を目指します。

    途中、車窓に水力発電ダムがいくつも見られます。こんなにダムのそば

    を通る列車には乗ったことがないもんだから、異常に興奮します。

    只見川沿いをドンドン下っていきます。誰も食べない? 柿の実がきれ

    いです。線路を跨いで、細い通路の先に祠がたくさんあります。

    いよいよ本日のゴールの会津盆地に入っていきます。

    次第に暮れなずむ中、飯豊連峰が見え隠れし、月が出ているのに気づき

    ます。

    只見線の謎のひとつ、会津盆地のU字大迂回する前に、磐梯山が月あか

    りの中に浮かび上りました。若宮駅で途中下車も考えましたが、今回は

    車窓越しの少し流れる撮影で我慢することにしました。

f:id:xixi0120:20190106165729j:plain

    鶴ヶ城最寄りという西若松駅で下車し、鶴ヶ城に向かいます。 

    西若松駅は最寄駅といいながら2Kmぐらい歩かなければなりません。

    けっこう寒いし腹もへって、城への入り方もわからず遠く感じました。

    お堀端を歩き、ライトアップされた鶴ヶ城を右手に見ながら、お堀の

    終端を右折して、少し行って、また右折して、駐車場入り口からお城

    に上ります。ほとんど真っ暗ですが、入場できました。

    その後、また2Kmほど歩いて「めでたいや」のラーメンを食べに行

    きます。遠かった・・・

    見た目、味、麺は期待通りでしたが、どうもチャーシューと私の相性

    が悪いみたいです。なにかちょっと香りがあります。苦手です・・・

    写真でわかりますかね? スープの上を透明の油が覆っていて、熱い

    です! ナルトが「寿」で、ねぎもしなちくもばっちりです。

f:id:xixi0120:20190106213010j:plain

    またここから2Km歩いて、会津若松のホテルに向かいます。

    初日、小出のブラブラを入れて2万歩の運動でした。

 

    通しの正規運賃は、4,750円でした。某所・高崎間の運賃を足すと

    もっと価値のある金額になります。

    只見線の謎のひとつの「会津盆地のU字大迂回」については、今、いろ

    いろ調べています。

    ネット上にはズバリの解答が見つけられませんでした。

    路線の開業順を追って、「大迂回」の理由を推察してみたいと思います。

    もし、経緯やいきさつをご存知の方がいらっしゃれば、ぜひご教示くだ

    さい。よろしくお願いします。