西沢渓谷 小雨決行は無謀でした・・・

以前から行ってみたかった西沢渓谷へ行ってきました。

八ヶ岳やそれより西のほうで強い雨が降っている状況でした。

本当は、行っちゃダメだよね~

自分の子供がやったら怒ります。

西沢渓谷はポツポツ程度・・・ 危ないかぁと思いながら入りました。

 

山梨市観光協会のHPにある地図をダウンロードして、4時間程度のハイクです。

けっこういい地図なので引用させていただきます。

著作権上、問題があれば、即削除します!!)

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時計と反対周りにぐるっと一周というコースのようです。

山梨市観光協会によりますと、難易度B、体力度★★(5段階)とのことですが、いま

いち感覚がわかりません・・・

駐車場は、市営駐車場60台というところを使わせていただきました。

ドライブイン不動小屋を右に見て、バス停留所を正面にして、左に曲がり下り、川床の

ほうへ下ったところに駐車場があります。上の段と下の段がありますが、下の段でいい

でしょう。

頭上にはすごい高架の道路がぐるっと通っています。

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この地図からは分かりにくいですが、止めた駐車場から坂道を登って、売店のところを

左に進むと、西沢渓谷の入口です。

一応、トレッキングシューズを履いて、雨対策して、カメラをぶら下げて入りました。

 

ネトリ大沢というところまでは、普通の林道です。

何の問題もありませんが、蛙がきらいな方は注意が必要です、

トイレとかの施設があり、帰路の合流点になります。

地図の通り、右に進みます。

 

しばらく行くと、西沢山荘が現れます。

やっていないようです。

ここまではハイヒールでもいける感じです。

またまた暫く行きますと、二俣のつり橋に着きます。

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この辺りからはハイヒールは無理です。

こんなつり橋です。

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この下の堰堤で釣りをしている親子がいました。

狙いはいいと思いますが、釣りの醍醐味はちょっと違うような・・・

左下のお父さんが見えますか?

流量が急増したら危険ですよね、(オレが言っちゃいかん・・・)

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魚が登れないから、いいポイントなんでしょうか?

 

ここから少し厳しくなります。階段が続きます・・・

この先で女性3人のパーティが思案中のようでした、ここから引き返す決断が大事です。

 

しかし、しかし、ここから登り下りをしながらたどり着いた三重の滝で、その気持ちは

あえなく潰えます・・・

 

これです。

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いやぁ、感動します。

まるで大河ドラマの滝です。いやぁ、美しい!! 写真じゃ伝わらんです・・・

雨が強くなるけど、後どれくらいあるか分からんけど、やっぱ最後まで!! 

という気分になります。

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この辺りから、ハイキングではなくなってきます。

なめたらいかんぜよ!! の覚悟が必要です。

チェーンで手すりが確保されていますが、ない所もあります。

下の石は滑ります。

股下の長さも、腕力も必要になります。

幻想的な景色が続きます。

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かえる岩ぐらいまでは、小学生高学年じゃなければ厳しいかもですよ。

 

目指すは、七ツ釜五段の滝です。

いくつかの滝の標識を見ながら進みますが、カメラのレンズが曇ります。

途中、山肌からの小滝が出現します。

写真は振り返って撮った写真ですが、ずぶ濡れになりました・・・

道が滝の中にあります、

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ようやっと、というか突然、七ツ釜五段の滝が現れました。

およそ2時間かかりました。美しいです。これが見たかった。

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この先、がけ登りがあります。

注意が必要です・・・

あと100mの看板から階段が続きます。つらい・・・

ようやっと頂上です。

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ここからは下りです。

おやっ、なんかレールがあるぞ。

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最初は馬がトロッコを引いて登り、そのあと、ディーゼル機関車が登る軌道鉄道だった

とのことです。

先人は凄いですね・・・ 頭が下がります。

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本当に命がけだったんでしょぅね・・・ 崖下が怖くて見られません。

 

小雨の下り道に天気の良い時の案内板がありました。

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いゃぁ、いい景色ですね。今回は残念でしたけど、いい渓谷を拝見できました。

 

この先で、トロッコを復元したものが展示されていました。

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このブログ、写真を90度ひっくり返す方法がわかりません・・・ でしたが、

JPEGのEXIF情報が原因のようなので、PNGでUPしました。

 

このトロッコが運行されていたのですから、かなり勾配は緩やかです。

かなり遠回りになりますが、自信のない方でも、時計まわりで登られるのであれば、

七ツ釜五段の滝までは行けるかもしれません。

頂上から階段を下り、また登らなくてはいけませんが・・・

時計反対周りでハイクするのであれば、雨が降っているときは危険だと思います。

都合、3時間半程度で戻ってくることができました。

おおよそ2万歩でした。

夏休みのご参考に少しでもなれば幸いです。